【2019年最新版】ネットで超簡単!自分でできるタックスリターンの申告方法(#47)

【2019年最新版】ネットで超簡単!自分でできるタックスリターンの申告方法(#47)

\こんな人のための記事!/

カナダのタックスリターンの仕組みが知りたい!
タックスリターンをしたいけど、どうやっていいのかわからない・・・

(こんな人はこの記事で探しているものが見つからないかも…)

タックスリターンをカナダで申告するが、受け取りは帰国後の可能性が高いすでに帰国済みのためタックスリターンは日本から申告したい 

こんにちは、こんばんは、なえちゃんです:)

ワーホリの方なら一度は直面するであろう「タックスリターン」の壁!

「そもそもタックスリターンてなんやねん・・・」「申告方法がまったくわからん!」「申告から受け取りまでどれくらいかかるんだろう?」それはそれはいろんな疑問がありますよね。わたしも小切手が届く最後の最後まで不安でした。

今回はそんなタックスリターンのあれこれについて、できる限り詳しくシェアしていきたいと思います!

*「タックスリターンとは?」と「タックスリターンの申告方法(web申告)」を別記事にしてまとめています。タックスリターンの概要については以下の記事をご覧ください。

【2019年最新版】T4って何!?自分でできるカナダのタックスリターンとは(#46)




 

申告手順1:Webサイトへデータ入力

今回申告には、アプリ開発に携わって20年のカナダ人もおすすめ、使いやすさと見易さが神的なSimple Taxを利用します。さっそくタックスリターンを進めていきましょう!

 

【1】右上のタブ、または画面中心部にある Start your 2018 tax return を選択 

 

【2】基本プロフィール(About You)の入力 

ここでSIN(Social Insurance Number)が必要になります。4行目 If this return is for a deceased person, date of death はこの申告が故人の代理申告の場合に命日を記載する欄となるため空欄で大丈夫です◎

 

【3】住所(Mailing Address)の入力 

住所と電話番号を入力します。Mailing Addressとは厳密には郵便物を受け取る住所です。ここで入力した住所に郵便物が送付されるので、間違いのないようにしましょう。

 

【4】居住地(About your residence)の入力 

居住地に関するそれぞれの質問に回答します。

(1)2018年(申告年度)の12月31日時点で住んでいた地域

(2)2018年中(申告年度中)州や地域をまたぐ引っ越しをした場合、その日付
→バンクーバーからトロントなど、州を変更した場合は入力

(3)自宅住所が【3】で記入した住所と同じものか

(4)現在の居住地

(5)2018年(申告年度)に財務目的で移民となったか

【5】扶養家族(You and your family)の入力 

パートナーの有無とそのステータスを入力します。扶養に関わる項目のため、正式なCommon-lawまたは婚姻関係を結んでいない限り、Singleを選択します。ワーホリの多くの人は下図と同じ回答となるでしょう。

(1)2018年(申告年度)12月31日時点での婚姻ステータス

(2)2018年(申告年度)に婚姻ステータス変更の有無

(3)扶養家族の有無

 

【6】その他(Misc)の入力 

画面の7つの質問に回答します。基本的に(3)以外はNOを選択すると思いますが、念のため質問一覧です。

(1)2018年(申告年度)に総額$100,000以上の特定外国資産を所有しているか

(2)2018年(申告年度)に家を買ったか

(3)CRAを通したタックスリターン申告は初めてか

→カナダでのタックスリターンが初めての場合はYES、2回目以上の場合はNOを選択。YESを選択するとポップアップが現れますが、特に気にしなくて大丈夫です。

(4)この申告は自分以外の人(家族または友人)のためのものか

(5)カナダの市民権はあるか

→ワーホリや学生ビザはあくまでも滞在者なのでNOになります。

(6)インド法のもと登記されているか

(7)2018年(申告年度)のにて、90日以上刑務所に拘束されていたか

 

【7】税金項目別 申請フォーム作成 

緑枠内の検索窓をクリックすると、以下のようにさまざま種類の申告フォームが現れます。今回はワーホリの方に共通する「Employment Income – T4」の申告をおこなっていきます。

 

また学費等もここから同様に申告することが可能です。仕事を掛け持ちしていて、T4が複数ある場合はT4ごとに作成する必要があります。

*旧メトロパス(1ヶ月定期)やプレストの交通費も免除可能という情報がありますが、公共交通機関の還付は2017年7月を最後に完全廃止(ただしくは65歳以上のみ可)となっており、「Public Transit Amount」を選択しても申請ができないようになっています。

*レントの還付は「Ontario Trillium Benefit: Property and Energy Tax Grants and Credits」というフォームから申告が可能ですが、条件等がすこし複雑ですので別途内容をご確認ください。

*T4以外のタックスリターンについては、こちらの記事にて補足説明しております。

 

 

【8】T4のデータを入力 

雇用主からもらったT4を参考にデータを入力していきます。画面中の数字はT4の各枠左端に記載された数字を表しています。一致する番号のところに金額等を打ち込みましょう。小数点以下も記入します。

それぞれの数字を入力すると、今まで現れていなかった左サイドバーの「Refund」部分に還付または追加徴収金額の概算が表示されます。

この時点ではまだ概算ですが、ほぼ同じ額が還付されました。別サイトや、代行業者への依頼を検討されている方は、こちらの数字を参考にして検討するのもありですね。

 

【9】Climate Action Incentive/ Ontario trillium benefit 

Climate Action Incentiveは2019年からの新しい税制で、ヒーターなどのガス代にかかる税金のようです。(参考ページ) しかし基本的には1世帯につき1申告となっており、ワーホリでカナダで暮らす分には影響はないはず、なのでNOを選択します。

Ontario trillium benefitではレントの申告をすることが可能ですが、先ほども記載した通り今回は申告をしないのでNOを選択します。(Yesを選択した場合は、自動でOntario Trillium Benefit: Property and Energy Tax Grants and Creditsというフォームが表示されます)

【10】CRA My account 作成 

CRAとは日本の財務省的なところで、日本語訳では「カナダ歳入庁」と訳されています。SimpleTaxというウェブサイトを利用してここまで申告を進めていますが、あくまでこれはCRAへ書類を提出するための作業であり、この作業とは別にCRAへアカウントを作成する必要があります。

-Are you registered for CRA My Account?
→タックスリターン初心者の方はNOを選択

-Do you want to sign up for online mail … CRA My Account?
→Yes, sign me up を選択、メールアドレスを記入します。Yesにすると以下のようなポップアップが現れますが問題ありません。

 

【11】提出前の再確認(Review) 

入力してきた項目に応じて、申告できる可能性のあるものが[Suggestions]として表示されます。前述した通り、今回はT4のみの申告のため飛ばしますが、漏れなどがあったらここで最終確認をしましょう。

*収入が低い場合は画面一番上に出ている「Working Income Tax Benefit」という低所得者向けの控除を受けることができます。条件は申告年度の1月から12月まで通年カナダに居住していることです。還付は数回に分割されて行われます。わたし自身完全に理解していない部分があり、無責任なことは言えませんが、わたしがこれを含めて概算した場合+1000ドル還付額が増えました。(帰国を予定していたし、面倒だったので結果申告しませんでしたが・・)こういった部分をサポートしてくれるのが代行依頼のメリットです。

またタックスリターンは過去2年まで遡り申告することが可能です。必要な場合は、上の図「No」の部分を「Yes」へ変更することで手続きを進められます。

 

【12】還付または追加徴収の概算(Summary) 

ここで最後に申告後の還付額または追加徴収額が表示されます。「Refund or Balance Owing」が今回の申告で還付される金額です。

さらにその下に書かれている$80.90、$25.08は各税に対する還付金額の概算となっており、申告年度の翌年(今回のケースであれば2019年)7月になるまで確定金額はわかりません。また基本的には分割での還付となります。

SimpleTaxで入力したデータはPDF版データとしてダウンロードすることも可能です。郵送の場合はこのような書類を手書きで用意する必要がありますが、Webでの申告ならただ打ち込むだけなのでやはり圧倒的時短。

 

【13】提出 

全て入力&確認し終えたらSubmitボタンからデータを提出します(肝心のスクショをし忘れる失態・・・すみません涙)

提出が成功すると以下のような画面が出て、Confirmation numberが発行されます。メールでも同様の内容が送られてきますが、何かあったときのためにこの番号は控えておきましょう。




申告手順2:CRA アカウント認証&登録

【1】CRA My Account 登録完了連絡 

SimpleTaxでタックスリターンの申告を終えるとすぐにCRAから以下のようなメールが届きます。*手順【9】で yes, sign me upを選択した場合

 

【2】CRA My Account  ログイン 

CRAのサイトに「My Account」というリンクがあるのでそれをクリックすると以下のような画面へ移動します。さらに「CRA login」をクリックします。

 

【3】SINの入力 

まず初めにSINの入力を求められます。(またしてもスクショ失念・・・)間違いのないよう入力しましょう。

 

【4】本人認証 

さらに認証作業が続きます。郵便番号、誕生日、そして申告年度の収入を入力します。収入はT4の[14]の数字(小数点は切り捨て)のことです。T4が複数ある場合は、合計金額を入力します。

 

【5】コード送付先の選択 

タックスリターンの還付を受けるにあたり、CRAから郵送によりセキュリコードを受け取る必要があります。記載されたZIPコードへの送付に問題がなければ I confirm that…を選択します。

 

【6】ユーザーID、パスワードの作成 

お気づきかと思われますがスクショ・・・はい。

引き続きこのアカウントを利用することになるのでユーザーIDとパスワードを作成します。忘れないようにどこかにメモを残しておきましょう。

 

【7】質問の選択と回答の設定 

セキュリティのため、5つの質問と回答を自身で設定します。質問はそれぞれ複数の選択肢から1つ選び、それに対する回答を自分で決定してください。5回同じような画面で設定をしたあと、以下のように確認画面が現れます。こちらもまた忘れないようにしましょう。

 

【8】一旦、手続きは終了 

以上でひとまずの手続きは終了です。セキュリティコードが届くまでは特に確認することもありません。のんびり郵便を待ちましょう。




申告手順3:セキュリティコード入力

【1】約1週間後、セキュリティコード到着 

申請時期にもよりますが3月中に申請した場合、早ければ1週間ほどでセキュリティコードが届きます。普通の郵便同様に家のポストに投函されます。

 

【2】CRAログイン後、コードを入力 

前回作成したユーザーIDとパスワードでログインすると、以下画面のようにさっそくセキュリコード入力画面に切り替わります。手元にあるレターを確認し、コードを入力してください。

 

【3】全ての手続きが終了! 

これにて全ての手続きが完了しました。コードを入力した時点で、以下のようなメッセージが表示されます。タックスリターンの還付は銀行口座振り込みの手続きをしない限り、小切手の郵送で行われます。

予定通り、書類と同封された小切手が送付されると「will be mailed」が「was mailed」になり、だいたいこのステータスの変化後3〜5日後に郵便が届きます。

こんな感じのきらきらした小切手がきます!いえい!

まとめ

これでタックスリターンの申告は以上です!

ワーホリであれば、多くの方がこのT4のみの申告になるかと思いますが、条件によってはその他の項目から還付を受けることも可能です。専門家に依頼すれば間違いない作業ではありますが、ワーホリの場合収入が少ないと依頼費用と相殺され、わずかな金額しか受け取れないという場合も少なくありません。

最終的には自分の判断ですが、SimpleTaxは無料で概算までだせるので一度は試してみることをおすすめします:)